Classic Vibe Precision Bass®'50s
Classic Vibe Precision Bass®'50s とは、Squier 製のベースの名である。
独特の形をした ピックガード のついた、この ベースが 、 現在 メインで愛用しているベースだ。
50s とは、1950年代に Fender が製造していたプレシジョンベースを手本にして造られたからのようだ。
今年の3月にこの楽器が届いてから、気の毒にも、バイオリンベースは出る幕を完全に失ってしまった。
これを手に入れる少し前に遡った1月のこと、なんでもいいから、とにかく ギターも1本欲しいと、あちこち探し回っていた。 ベースでは作曲できないというのが、主な言い訳だった。(もちろん、いまだ一曲もできていないが……)
その時、購入したのだが、Squier のテレキャスター で、それが、Squier との初めての出会いとなった。
Squier は、分かりやすくに言えば── Fender に、のれん分けしてもらった会社で、Fender から技術提供を受け、中国で低価格帯の楽器を製造しているようだ。
まあ、とにかく、安い!
楽器の価格の大半を占めるのは、熟練職人の手間賃なのかもしれないと、そう感じさせるぐらいに安い! 同じぐらいのクラスと思われる製品が、Fender の半値以下で販売されている。
そのためか、楽器本体にも、カタログにも、“Squier” の文字のとなりには、必ず、“by Fender” と添え書きされている。 そうやって、品質に対する信頼性を高めようとしているのかもしれない。
さて、なにが理由で、バイオリンベースは出番を失ってしまったのか?
── それは、ロングスケールでもあり、ある意味仕方のない事だが、Squier の伸びやかな音である!
15W の小さな練習用のアンプを通してでも、歴然としている。