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人が、かつていたところ ──エデンへ ……

東アジア共同体は夢でしかないのか?

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靖国問題従軍慰安婦問題を持ち出しては、日本人の心を無遠慮に傷つける隣国の言動が、靖国神社の新しい参拝者をこの年頭に、例年になく増やしたことだろう。

 

昨年末の安部首相の参拝に対して、マスメディアの批判の声は激しかった。彼らは、アメリカでさえ怒っているのだと、挙って報じた。

しかし、国民の多くはそんなメディアの論調に同調することはなかっただろう。

 なぜなら、日本人にも誇りはあるからだ。

 

昨年2013年は、世界が大きく変わる年と言われていた。

日本の首相と時を同じくして交代した韓国大統領にも、我々は大いに期待した。東アジアに新時代が到来すると固く信じていた。

だが、日本の新しい経済政策が、韓国の感情をひどく傷つけることになってしまったようだ。アベノミクスが、彼らの順調な経済成長をを台無しにしてしまったからだ。

彼らは、日本よりも経済的に豊かな国になって、それを世界に誇ることをなによりも望んでいたのだ。

 

安部首相の失敗は靖国参拝にあるのではなく、実は、韓国との関係構築を誤ったことにあるように思えてならない。少なくとも、両国の立場をイーブンにしておくべきだった。

 

それにしても、朴大統領が、ハルピン駅前に伊藤博文を暗殺した安重根の石碑を建てるよう中国政府に働きかけていたというニュースを耳にした時、耳を疑わざるをえなかった。一国の指導者ともある人物の行為であろうか? 暗殺者とは、どんなに持ち上げても、結局はテロリストにすぎないではないか……

もはや、この大統領には、なにも期待できないのだろうか?

 

 

世界征服ゲームに打ち興じている中国の次の手は、尖閣奪取である。日本を手中に収めれば、アメリカをも凌駕できるようになるかもしれない。

そうなれば、だれも止められない。

ぜひ韓国には、そのことを分かってもらいたい。

 

日本が落ちたら、その次は、韓半島朝鮮半島)が、そっくり、飲み込まれてしまうことになるのだから。

 

そして、それを阻む唯一の方策は、東アジア共同体なのである。