トミーカイラ ZZ
国産車のデザインについては、ヨーロッパ車の美しさにけして敵わないと、あきらめていた。
だが、この車を見て、そのスタイリングに息を呑んだ。ぜひこのブログにも一枚画像を載せておきたいと思ったしだいである。
ウィキペディアによると、トミーカイラとは、1968年に設立され、主に自動車のチューニングを行っていた自動車メーカー、旧トミタ夢工場 のブランド名である。創業者で社長の冨田 義一(とみた よしかず)と副社長の解良 喜久雄(かいら きくお)の名前を取って付けられた。
そして、トミーカイラ ZZ とは1995年に発表された、総生産台数は206台という、まさしく幻のスポーツカーだ。
その名の由来は ── 創業者である 冨田と 解良が昔から抱いていた「自分たちの手に依るクルマを作りたい」と言う夢を実現した時には、二人とも爺さんになっいたので、トミー と カイラ の二人の ZZ (爺・爺) ── ということらしい……
トミーカイラZZ-EV メーキングVol.1 - YouTube
そんな夢のスポーツカー を世に送り出したトミタ夢工場も、2003年にその歩みを終えることとなる。
それを、デザインも一新し、EV(電気自動車)として復活させたのが、2012年に起業した、京都大学発のベンチャー企業 グリーンロードモータース だ。
価格は800万円(税別)。2013年4月26日から予約を受け付ており、4月中に予約した顧客には秋頃に納車される予定とのこと。2013年度は99台限定で販売する計画だそうだ。
Tommykaira ZZ(トミーカイラZZ)EV by Green Lord Motors