グレン・グールドの弾く、バッハのゴルトベルク変奏曲から、アリア
この天才ピアニストは、どうして、こんなにゆっくり弾くのだろう?
ほんとうに、癒される曲である。
この曲は、韓国ドラマに使われていた。
たしか、雪の女王 だったと思う。いいドラマだった。
バッハの生きた時代には、ピアノはまだなく、チェンバロの時代だった。
だが、ピアノでなければ、こんなにも癒されないだろう。
グールドはまるで、「バッハさん、あんたがピアノと出会っていたら、どんなに感動していただろうね?」と、言うかのように弾いている。
このあとで、ほかの演奏家のものを聴くと、どれを聴いても、せっかちに思えて落ち着かない。
Glenn Gould-Bach's Goldberg Variations (Part 1 of 6)