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人が、かつていたところ ──エデンへ ……

救国議員連合を待望する!

 

 
日本の議会民主主義は、いよいよ、どうにもならない状況にまで堕ちてしまった。
だれの目にも、従来の政党政治が終焉を迎えたのは、明らかだ。

しかし、このような状況は、今に始まったことではない。古代ギリシャの時代には、人類は、すでに体験している。プラトンは民衆の人気取りに落ちてしまった当時の政治を “ 衆愚政治 ”と批判し、“ 賢人政治 ” を説いている。
だから、けして自棄を起こす必要はないのである。

けして、悲観的になってはいけないし、やたら敵を作って、批判に明け暮れるのは危険である。
だれがリーダーになっても、どの党が政権をとっても、劇的な展開は期待できないのではないだろうか? プラトンの言ったように、体制自体を変えない限り、解決するとは思えない。


たった一つだけ、現状のまま、この状況を抜け出す方法があるとしたら、それは、救国議員連合 とでもいうよう政治集団を立てる以外にない。
 
国家の緊急課題は、だれにとっても、大きな違いはないのではないか?
それのみを断行するために、救国議員連合を結成し、参加議員は、一年間の党活動休止宣言を行うというのは、どうだろうか? 国会の過半数の議員が集まれば、いいだけだ! かんたんではないか!

坂本龍馬が、あんなに活躍できたのは、脱藩したからに違いない。
どのグループに属さないことは、同時にどのグループの上にも立てるということではないか!

それができたなら、一年後には、新しい政党政治が、きっと始まっているだろう。過去に戻りたい人はきっといない。
  
 
もし、だれが中心になるか揉めて、上手くいかないのではと、心配なら……
 
だいじょうぶ!
 
わたしが、駆けつける!
 
手にしっかり、アミダくじを、握りしめて!